2012年1月10日までに、中国工程院の楊裕生（ヤン・ユーション）院士は、北京で開幕した「2011年世界新エネルギー車大会」で、中国のエコカー振興計画の1次案が国務院の審査を通過しなかったことを明らかにした。中国の各メディアが伝えた。

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事実上の不合格となったのは2011年から2020年までの「省エネルギー車・新エネルギー車」産業の振興を目指す長期発展計画。楊院士は「1回の審議で許可されず、発表が遅れていることは、中国政府が計画の修正を考えていることを示す」と述べた。

業界関係者によると、純電気自動車（EV）支援を重視していたこれまでに計画が変更され、ハイブリッド車（HV）もてこ入れを受ける可能性が高い。

楊院士は「電池性能への要求がそれほど高くなく、かつすぐに産業化を実現できる小型EVや、走行距離が長いE−REVに重点が置かれると述べた。（翻訳・編集/JX）