「韓国と尊重し合い、良き隣人パートナーに」―人民日報元特派員が特別記事

Record China    2012年1月11日(水) 11時59分

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9日、環球時報は人民日報の元韓国特派員・王林昌氏による「韓国の印象」と題した記事を掲載し、韓国と互いを尊重し合い、隣人として良きパートナーになるべきだと説いた。写真は9日、中国を公式訪問した韓国の李明博大統領。

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2012年1月9日、環球時報(電子版)は人民日報の元韓国特派員・王林昌(ワン・リンチャン)氏による「韓国の印象」と題した記事を掲載し、韓国と互いを尊重し合い、隣人として良きパートナーになるべきだと説いた。以下はその概要。

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私は1997〜2002年、人民日報の特派員として韓国に駐在した。韓国で過ごした日々、出会った人々、通りすがりの人たちさえ懐かしく感じる。韓国の人々の情の厚さは今も忘れ難い。着任したばかりのころ、私は地下鉄に乗った。どの駅で降りるか迷ってしまい、そばにいた年配の男性に尋ねてみた。言葉は通じなかったが、彼は私のために乗り換えの駅や方法を、路線図を指さしながら教えてくれた。あの時の情景は鮮明に目に浮かび、思い返すと今も目頭が熱くなる。彼の名前や住所を聞かなかったことは、私にとって一生悔いが残ることになった。

また、帰任後に訪れた釜山のレストランでの出来事も忘れがたい。私の妻は韓国の伝統酒・マッコリが好物。中国では手に入りにくいため、土産に買ってきてほしいと頼まれた。食事をしたレストランの女性店主にどこで買えるか聞くと、「すぐそばで買える」と言い、私たちが食事を終えた後、売っている場所まで連れて行ってくれた。値段はレストランの半分。彼女の親切は深く心に染みた。

どんな民族にも長所と短所がある。韓国が「漢江の奇跡」と呼ばれた急成長を遂げた時代、われわれ中国人は彼らを仰ぎ見た。今では中国が急速に発展し、一部の中国人は韓国を見下ろしている。しかし、下に見られて気分のいい人などいない。今は韓国人を良き隣人、パートナーとして互いを尊重することが必要ではないだろうか。(翻訳・編集/AA)

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