四川大地震の復興再建が完了、540万世帯の住宅問題が解決―四川省

Record China    2012年1月11日(水) 8時46分

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10日、中国四川省の蒋巨峰省長は、同省の第11期人民代表大会第5回会議で政府活動報告を行い、「四川大地震の復興再建が完了した」と宣言した。写真は再建された同省アバ・チベット族チャン族自治州ぶん川県の観光名所、水磨鎮の街並み。

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2012年1月10日、中国四川省の蒋巨峰(ジアン・ジューフォン)省長は、同省の第11期人民代表大会第5回会議で政府活動報告を行い、「四川大地震の復興再建が完了した」と宣言した。中国新聞社が伝えた。

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2008年5月に起きたマグニチュード8.0の四川大地震では死者・行方不明者が9万人近くに上り、甚大な被害をこうむった。報告によると、復興再建作業は「面積も量も膨大で困難を極めた」が、これまでの3年間、同省の活動の中心として取り組まれてきた。

蒋省長によると、2011年9月時点で国の復興再建プロジェクトの完了率は98.68%、省の103に上るプロジェクトもほぼ完了した。余震や二次災害によって遅れが出ているプロジェクトも急ピッチで作業が進められている。

この3年で540万世帯、1200万人以上の住宅問題が解決し、学校は3001校中の2989校、医療機関は1362カ所中の1359カ所が建て直された。蒋省長は「これまでずっと支援して下さった香港・マカオの同胞、台湾の同胞、海外の同胞、そして海外の友人たちに感謝の気持ちを伝えたい」と話している。(翻訳・編集/NN)

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