中国は今や世界最大の工作機械製造拠点、あらゆる種類の製造が可能―中国メディア

人民網日本語版    2018年3月6日(火) 0時30分

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中国は今や世界最大の工作機械製造拠点であり、あらゆる種類の工作機械の製造が可能だという。

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重さ4000トンの建設機械が5時間で4.5メートルの引き上げ作業を完了し、12本の超大型セメント製造ラインが1日当たり1万5000トンのセメントを製造し、船舶のダム通過が40分で完了する…強力な設備システムと強靱なインフラという「神器」をよりどころに、中国はさまざまなスピードの記録を塗り替え、世界を驚かせている。中国中央テレビの報道によると、中国は今や世界最大の工作機械製造拠点であり、あらゆる種類の工作機械の製造が可能だという。世界の工作機械企業上位50社のうち、中国企業は12社を数え、国別で最も多い。

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世界レベルの難しい施工に直面しても、中国の設備は100%解決できる実力を備えている。ここにあるのは中国が製造したアーム長47メートルのポンプ車で、使われている強度の極めて高い鋼鉄材料は中国が独自に開発したもので、強度は1800メガパスカルに達する。現在こうしたポンプ車を製造できる国は、世界にも4つしかない。

人類史上、最大規模の都市化プロセスをたどる中国は、より環境保護に配慮した、安全で効率の高い方法による上方の空への開拓を進めている。これは中国が初めて製造した最新式の「高層ビル建設機械」で、リフトアップ効率は従来機を上回る。この「神器」があるため、世界の300メートル以上の高層ビルのうち、約70%がメイド・イン・チャイナだ。

ショベルローダーは国の建設能力を測る重要な指標だ。これは中国の独自の知的財産権を備えた超大容量トルクコンバーターを搭載した、世界で最も優れた性能を誇る高原エリア向けショベルローダー。1時間あたりバケット容量は最大1400トンに達する。

これは「地下の空母」などと呼ばれる中国独自開発の全断面掘削機で、長さ230メートル、直径7メートルの巨体で、50年にわたり掘削工事の業界を悩ませてきた世界的難所の掘削に成功した。メイド・イン・チャイナのトンネル掘削機は技術から市場の全面的主導に至るまで歴史的な転換を遂げ、今や世界の市場シェアの3分の2を手中に収めている。

メイド・イン・チャイナの重機は前進する中国の歩みの一歩一歩を形作っただけでなく、世界的な建設工事の難問も次々解決し、世界のインフラ建設におけるますます重要な原動力となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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