中国が皇太子殿下の訪中を打診=日本側「歓迎のムード作りが不可欠」―英メディア

Record China    2012年1月9日(月) 8時13分

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7日、日中国交正常化40周年に向けて、中国政府が日本側に皇太子殿下の訪中を打診している。写真は北京で行われた日中友好成人式。

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2012年1月7日、日中国交正常化40周年に向けて、中国政府が日本側に皇太子殿下の訪中を打診している。英BBC中国語版ウェブサイトが伝えた。

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中国側には国内の対日感情を改善し、両国関係の強化につなげる狙いがある。実現すれば、皇太子殿下にとって初めての訪中となる。

共同通信社は7日、複数の日中関係消息筋からの情報として、日本政府・与党は反日デモなどの活動を警戒しており、「歓迎のムード作りが不可欠だ」として、慎重に検討する構えを示したと報じている。日中関係は2010年の尖閣諸島沖漁船衝突事件により冷え込んでおり、訪中実現には困難が予想される。

中国側は日中共同声明が調印された9月29日頃を想定しており、今秋には東京と北京で各種記念イベントもピークを迎える。中国では新指導部による党代表大会が開催される見込みで、次期指導部が日中友好推進を継続する意図の現れであるとの声もある。昨年秋以来、中国側は東京と北京で外交レベル・友好団体間での接触を強化しており、皇太子殿下の訪中の要望を伝達していたという。

だが、関係者によると、中国政府と民主党の関係はさほど密接ではなく「訪中計画はまだ政府・与党首脳部には届いていない」という。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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