北朝鮮・金正日総書記死去で中国の花業者が“特需”―中国メディア

Record China    2012年1月6日(金) 12時54分

拡大

4日、北朝鮮の金正日総書記の死去に伴い、中国の花業者が“特需”に沸いた。写真は11年12月19日、北朝鮮の瀋陽領事館丹東支局で行われた金総書記の追悼集会。

(1 / 8 枚)

2012年1月4日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去に伴い、中国の花業者が“特需”に沸いた。中国紙・中国青年報(電子版)が伝えた。

その他の写真

記事によると、北朝鮮との国境の町・遼寧省丹東市では花業者の孫(スン)さんが「金総書記の死後、現地の北朝鮮人や中国人にたくさんの花を売った」と繁盛ぶりを明かした。最も売り上げが伸びたのは葬儀の当日。「1日に何度も花を届けた」という。

韓国紙・中央日報も金総書記の葬儀を控え、中国から北朝鮮に大量の生花が運び込まれたと報じた。葬儀前日の昨年12月27日、丹東では生花を満載した3両編成の貨物列車が北朝鮮に向けて走って行くのが目撃されている。現地住民たちは「北朝鮮にあれほど大量の花が1度に運ばれるのは見たことがない」と話した。

事情通によると、丹東市内の生花が売り尽くされたため、中国南部・雲南省昆明から上海経由で空輸された。価格は1本10元(約120円)で通常の5倍に跳ね上がった。金総書記が死去した12月17日以降、毎日約120台のトラックが中国側から北朝鮮側に入り、葬儀前日の27日にはその数が約200台に増えた。

1994年に金日成(キム・イルソン)主席が死去した時も北朝鮮で生花が足りなくなり、北京から緊急に20万元(約240万円)分の生花が空輸されたという。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携