アフガニスタンは米国、中国よりも幸福?=カナダ調査会社が幸福指数を調査―中国紙

Record China    2012年1月3日(火) 20時39分

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2日、カナダのレジェ・マーケティング社は、58カ国を対象に行った「幸福指数」調査のランキングを発表した。最も幸福な国は南太平洋の島国フィジーで、アフガニスタンの幸福指数は米国や中国を上回っていた。写真は上海万博に出展されたアフガニスタンの装飾品。

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2012年1月2日、環球時報によると、カナダのレジェ・マーケティング社は、58カ国を対象に行った「幸福指数」調査のランキングを発表した。2011年は全世界で53%の人が幸福だと感じ、13%の人が自分は不幸だと感じている。最も幸福な国は南太平洋の島国フィジーで、アフガニスタンの幸福指数は米国や中国を上回っていた。

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フィジーの幸福指数は85、最も不幸な国はルーマニアのマイナス10で、幸福指数が唯一マイナスとなった。また、アフガニスタンの幸福指数は35で、米国の33、中国の25を上回った。

調査によると、二位はナイジェリアの84、三位はオランダの77、四位はスイスの76、五位はガーナの72だった。下位五カ国は下から順に、ルーマニアのマイナス10、エジプトの0、パレスチナの7、セルビアの8、リトアニアの9だった。

平均収入の低い国の幸福感が高い国を上回る例が多く見られ、同社は「幸福感はお金ではなく、個人が社会で享受する地位によって決まる」と指摘している。経済成長の著しい中国の幸福指数は25、大国である米国の幸福指数も33にとどまり、いずれもアフガニスタンの35を下回った。

今回の調査によって、文化、年齢、宗教などが幸福感に違いをもたらすことがわかった。財政危機に見舞われているスペインも、国民はこれを楽観的に受け止めており、幸福指数は55となった。東日本大震災を経験した日本の幸福指数は47と、カナダと同程度となった。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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