2011年12月31日、同年話題をさらった台湾映画「あの頃、君を追いかけた(那些年、我［イ門］一起追的女孩)」が、香港映画史上トップの興行記録を叩き出した。聯合報が伝えた。

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台湾で大ヒットした青春映画「あの頃、君を追いかけた」は現在、香港でも上映中。公開直後から人気を集め、12月31日、とうとう中国語映画として香港映画史上の興行記録を塗り替え、トップに躍り出た。

これまでトップに君臨していたのは、チャウ・シンチー（周星馳）監督＆主演のコメディー映画「カンフーハッスル（04年）」で、興行収入は6127万香港ドル（約6億1000万円）。シンチーの監督・主演作は、興行ランキングトップ10に5作品が入るという圧倒的な人気を誇っている。「あの頃〜」は、9位の「審死官（92年）」、7位の「ミラクル7号（08年）」など、シンチー映画の記録を次々に抜き去って話題になっていたが、とうとうトップを奪取することになった。

香港や東南アジア諸国に続き、1月6日からは中国でも公開予定。台湾で15万冊売れた原作本は、中国でも初版から約10万冊が市場に出るという異例の人気ぶり。映画公開後、さらにどんな記録を打ち立てるのか大きな関心を集めている。（翻訳・編集/Mathilda）