140人が腎症候性出血熱を発病、10人以上死亡=ネズミが感染経路―山東省青島市

Record China    2012年1月1日(日) 16時19分

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12月30日、山東省青島市で、ハンタウイルスによって引き起こされる腎症候性出血熱が流行している。感染経路はネズミで、140人が感染、少なくとも10人以上が死亡している。写真は出欠熱の予防接種。

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2011年12月30日、台湾メディア「NOW news」によると、山東省青島市でハンタウイルスによって引き起こされる腎症候性出血熱が流行している。感染経路はネズミで、10月からの2カ月間ですでに140人の感染が確認され、少なくとも10人以上が死亡しているという。

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記事によると、多くの中国人が青島市へ行くことを控えているほか、同市住民の中にも同市から避難する人々が相次いでいる。山東省衛生庁は、同市では10月から腎症候性出血熱患者が急増し始め、11月までで合計140人の発病が確認されており、その数は増加を続けていると発表。患者は12歳から69歳まで幅広い年代に渡っているという。

同市疾病予防センターによると、感染は周辺5都市・地域にまで広がっており、さらに拡大の兆候を示している。また、患者の大半は農村地域に居住する農民で、春までは患者が増加し続ける恐れがあるという。(翻訳・編集/津野尾)

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