中国経済、労働集約から技術集約へ転換を―露メディア

Record China    2011年12月31日(土) 7時52分

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27日、露メディアは、2011年の中国の特許申請件数が米国と日本を抜き、世界一になったことについて、「中国経済は労働集約型から技術集約型へ変わらなければならないが、成果が上がっているとは必ずしもいえない」と指摘した。写真は江蘇省の工場。

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2011年12月27日、露メディアは、2011年の中国の特許申請件数が米国と日本を抜き、世界一になったことについて、「中国経済は労働集約型から技術集約型へ変わらなければならないが、成果が上がっているとは必ずしもいえない」と指摘した。29日付で新華網が伝えた。以下はその概要。

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中国のエネルギー需要、生活水準がともに高まっている。歴史学者は「中国は他の先進国を手本に米国式の消費文化を模倣し、日用品や家電などの大量消費を始めた」と指摘する。中国にもはや経済の奇跡は起きない。生活水準、労働コストは上昇しており、世界市場における中国製品の競争力は低下するだろう。今後は生産能力の集約、生産効率の向上、独自製品の開発が必要になる。

中国による特許申請が世界一になったのは、中国政府が「役に立とうと立つまいと申請しろ」とハッパを掛けたからだと指摘する専門家もいる。申請をするだけして質や内容の乏しいケースも多いという。中国は過去30年、安い労働力を頼りに発展してきたが、もはやそれだけでは成長を維持できないだろう。(翻訳・編集/AA)

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