Record China 2018年12月16日(日) 7時0分
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中国版ツイッター・微博が認証するセルフメディアとして活動するユーザーが4日、「日本人がマラソンで強い理由」について長文を投稿した。写真は東京マラソン。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)が認証するセルフメディアとして活動するユーザーが4日、「日本人がマラソンで強い理由」について長文を投稿した。
近年、中国ではマラソンブームが起きている。報道によると、各地で開かれるマラソン大会は数年前の20倍にも達しているという。そうした中、同ユーザーは「日本人はなぜマラソンですごいのか」とする文章を投稿。その秘密を探っている。
文章ではまず、「国内のマラソン第一人者の李子成(リー・ズーチョン)のベストタイムは2時間15分くらい。一方、今年の東京マラソンで優勝した設楽悠太は2時間6分11秒。その差は10分近い。さらに恐ろしいのは、日本は毎年2時間10分を切るタイムで走る選手が出ていること。これは、中国選手が十数年も出していない成績だ」とした。
また、日本ではマラソンやジョギングを行う人が900万人近くに上ることに触れたうえで、「日本人はなぜ走ることに夢中になるのか。おそらく、日本人の性格と関係があるだろう」と指摘。「ジョギングは気力や忍耐力が試されるスポーツで、日本の匠(たくみ)の精神に非常に合致している」と指摘。さらに、「日本の環境はランニングに適している。あちこちに公園があり、路上を走ることだってできる。日本の子どもたちは小学生の頃から長距離を走る。一方、中国は公園が少なく、路上には障害物が多数。空気の質も悪い」と述べた。
この他、「日本の学校は、子どもの身体的な能力を引き上げることを重視している。冬に小学1~2年生は2キロ、5~6年生は4キロを走るが、中国の学校にこれができるだろうか。ほとんどの子どもはトラックを2周も走れば息が上がるだろう。多くの場合、体育の授業はただあるだけで重要視されない。この方面では、確かに日本の経験に学ぶべきだ」と訴えた。
これを見たネットユーザーからは、「中学生の時、1キロ走ったら死にそうになった」「日本人は確かにすごいよ。強い選手も出場するボストンマラソンでも優勝したもんな」「中国のマラソン大会はなんで日本人選手を招待しないの?」「中国では走りようがない。スモッグがあるのに走ったら自殺行為」「走っていれば徐々に長い距離を走れるようになる。私も始めは1キロで駄目だったけど、5キロ、10キロと走れるようになった。その後は大気汚染がひどくてやめちゃったけど」といった声が寄せられた。大気汚染が深刻な中国では、やはり日常的に体を動かせる環境づくりが必要だろう。(翻訳・編集/北田)
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