Record China 2007年2月15日(木) 0時45分
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山西省運城市の「運城塩湖」。写真からも伝わるように、その景観は本当に美しい。近年、観光客の人気スポットのひとつになりつつある。
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山西省運城市の「運城塩湖」は、世界三大内陸塩湖の1つである。
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硫酸ナトリウムを含んだこの湖の水の成分は、アラビア半島に位置する「死海」とよく似ており、浮力は淡水の約3倍にもなるという。そのため人間が湖に入ると、深さが浅くても自然に身体が浮いてくる。
専門家は、「運城塩湖」の底にある黒い泥は、鉱石を豊富に含み美容と皮フ治療に効果があると話す。実際、黒い泥を使った浴場が作られ、観光客に開放されている。
そしてまた、4000年の歴史あるこの湖のほとりには廟が建てられ、中国歴代の皇帝たちに「池神廟」として崇められていた。戦争により当時の建物はすべて失われてしまったが、現在は多くの生物や植物が育つ美しい湖として、観光地として人気を集めている。日本からも、ツアーで訪れる客が増えてきた。
<中国・珠玉の景観>シリーズでは、これからも中国の人と歴史、自然が作り出した美しい名所の写真を、説明つきでお届けしていく。
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