極東ロシア、中国産ジャガイモを「危険」として輸入を禁止―米メディア

Record China    2018年2月22日(木) 7時20分

拡大

ロシア東部の極東ロシアの検疫部門は19日までに、中国産のジャガイモ23トンついて細菌性の病気にかかっており危険として輸入を禁止した。資料写真。

米国議会系メディアのラジオ・フリー・アジア(RFA)の中国語サイトは19日、ロシア東部の極東ロシアの検疫部門が同日までに、中国産のジャガイモ23トンついて、細菌性の病気にかかっており危険として輸入を禁止したと伝えた。

問題のジャガイモはトラックで運ばれたがロシア領内への持ち込みを拒絶され、中国側に戻されたという。具体的な病名は伝えられていないが、検査を受けた時点で腐敗が始まっていたという。

記事によると、ロシアの専門家は栽培中にも収穫後の保管中にも進行するジャガイモの病気と説明。記事はさらに、病気になっているジャガイモを人が食べた場合、健康に悪影響が出ると紹介している。さらに、タネイモとして使用した場合には土壌が細菌に汚染され、その後10年間は栽培したジャガイモに同じ病気が発生する可能性があるとした。

記事はさらに、ロシアの検疫部門はここ数年間、中国から輸入される農作物の監視を強化していると紹介。病気の問題以外にも、中国産ジャガイモには基準を超える有毒物質が含まれており、人体に有害と発表したこともあるという。

同発表は、中国産のジャガイモに有毒物質が含まれている主な理由として、長期にわたり農薬を過剰に使用してきたからと主張。タネイモの段階から有毒物質を含んでいるとして、ロシア国民に対して、できるだけ自国産のジャガイモを購入するよう訴えたという。(翻訳・編集/如月隼人

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携