新校舎が使用17日で倒壊の危険性、当局は「自然災害による」と主張―四川省

Record China    2011年12月23日(金) 10時39分

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20日、四川省巴中市平昌県で新たに建設された学校の校舎が、わずか17日で壁に大きな亀裂が生じ、倒壊の危険性が出ている。

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2011年12月20日、四川新聞網によると、四川省巴中市平昌県のある村で18日、新たに建設された学校の校舎がわずか17日で壁に大きな亀裂が生じ、倒壊の危険性が出ている。建設には15万元(約180万円)が投じられたが、現地政府や学校、県建設局の関係者は一様に「自然災害に属するもので、建設品質には問題ない」と主張している。

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平昌県喜神郷の蒲飛鴻(プー・フェイホン)郷長によると、同郷三官村の小学校は2009年に倒壊の危険が指摘され、県教育局が費用として15万元を拠出して校舎が新築された。工事は入札制で行われ、今年8月に完成したが、9月に入って新入生が入学して間もなく、暴風雨により地盤が沈下するなどの被害が出た影響で、壁に亀裂が生じ、校舎は大部分が使用できなくなってしまったという。

工事完了からわずか17日で校舎が使用できないほどの被害が出たのは手抜き工事のためではないかとの声が出ている。村はその後、村人全員に対して修復のための費用を1人100元(約1200円)請求した。村の代表大会で取り決められたという。

県紀律検査委員会の陳情事務室はこの件について調査を始めている。(翻訳・編集/岡田)

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