Record China 2011年12月22日(木) 1時19分
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18日、小説家・衛金桂氏はブログで記事「北朝鮮の秘密警察制度はどれほど恐ろしいのか?」を発表した。昼間と夜とで、北朝鮮はまったく違う顔を見せるという。写真は北朝鮮・平壌市。
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2011年12月18日、小説家・衛金桂(ウェイ・ジングワ)氏はブログで記事「北朝鮮の秘密警察制度はどれほど恐ろしいのか?」を発表した。
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北朝鮮を訪ねた中国人は「貧しいけれど、他の点についてはすばらしいところだった」と口をそろえる。穏やか、清潔、純粋、素朴などいくつもの美点を備えている。確かにそのとおりだが、それは昼間の話だけ。夜になると、恐るべき警察国家の顔が見えてくる。
私の友人が仕事のため北朝鮮のダム建設地に車で向かった。長旅のため到着は深夜となったが、途中十数回も検問で止められて驚いたという。それだけではない。私がある仕事で北朝鮮の専門家と話す必要があった時のことだ。そそくさと用件だけ話すと専門家はすぐに帰ってしまった。長居すれば疑われてしまうというのがその理由だ。
私が泊まっていたホテルは海に面していたが、まるで壁のように水面まで数メートルの高さがあるコンクリート製の護岸があった。海に落ちたらはいあがれないだろうとぞっとしたが、今思えば、まさに海からの侵入を防ぐためにこんなつくりにしたのだろう。
こうした警察国家的な仕組みはなぜ整備されているのか。歴史上、秘密警察の整備にはたった一つの目的しかない。それは統治者が支配をくつがえされるのではと怯えているためだ。もっとも時代の終わりを迎えれば、どんな努力をしたとしても独裁者の寿命を延ばすことはできないのだが。(翻訳・編集/KT)
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