2011年12月19日、中国青年報ロシア駐在記者の関健斌(グワン・ジエンビン)氏は、ブログで記事「金正日死去＝冷静に向き合うロシア」を発表した。

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日本や韓国が大騒ぎしているのと対照的に、ロシアは金正日死去のニュースを冷静に受け止めている。19日、ロシア大統領府はメドヴェージェフ大統領の追悼電報を公開するなど、粛々と対応している。

ポスト金正日時代についても、あるロシア人専門家は、権力継承のレールはしかれていると指摘。権力移行期には数人の重鎮による集団管理体制が採用される可能性はあるが、混乱は起きないという。

ここ数カ月の間に権力継承の基盤が固められたことが大きい。今年8月の金正日のロシア訪問を見ても、金正恩が権力を掌握していることを示す証拠は多々見られた。金正恩、金正日の妹婿・張成澤、金正日の妹・金敬姫の3人が協議する集団管理体制にスムースに移行すると分析している。（翻訳・編集/KT）