<金正日総書記死去>「中国は対北援助を強化する」など、各国で様々な分析―中国メディア

Record China    2011年12月21日(水) 10時12分

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20日、金正日総書記の急逝を受け、各国メディアが、今後中国は北朝鮮への援助を強化するだろうと伝えている。写真は北京の北朝鮮大使館へ弔問に訪れる人々。

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2011年12月20日、新華ネットの報道によると、各国メディアが、今後中国は北朝鮮への援助を強化するだろうと伝えている。

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中国政府はメディアを通じて、金正恩体制下の北朝鮮との協力関係継続に自信を持っていると発表し、金正日総書記を「偉大な指導者」「中国人民の親密な友人」だったと強調した。

AFP通信のアナリストは、中国は不安要素の出現を防ぐべく平壌との連絡を強化すると分析しており、韓国のシンクタンク研究員も北朝鮮の国内政治や外交事務に混乱が起こる可能性は低いと分析、「すでに金正恩時代が始まっている」と述べた。

また、カリフォルニア大学の謝淑麗(シエ・シューリー)教授は、「中国はできる限りの援助を行い、北朝鮮への援助を強化する」と語った。

豪紙モーニングヘラルドは、北京の北朝鮮大使館は半旗を掲げ、税関当局も中国と国境を接する丹東の窓口を閉鎖していると報じた。ある評論家は「北朝鮮問題に関して、中国は安定が全てに優先するという政策を堅持するはずだ。ここ2年間でも中国は盟友を強力にバックアップしている」と分析した。

台湾の中央社は、金正日総書記の急逝は北東アジア情勢に大きな変数を投げかけた。ポスト金正日時代に北京がいかに影響力を行使して情勢の安定を図るか、各界が注目していると報じた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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