空母ワリャーグ、2回目の試験航海を終了=艦載機と「親密な接触」―中国

Record China    2011年12月12日(月) 11時18分

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11日、中国の空母ワリャーグは2回目となる試験航海を終え、大連に帰港した。艦載機との「親密な接触」訓練を実施したという。写真は11月30日、ワリャーグが試験航海に出た後の大連造船厰。

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2011年12月11日、中国の空母ワリャーグは2回目となる試験航海を終え、大連に帰港した。法制晩報が伝えた。

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8月10日から14日にかけての第1回試験航海に続き、11月29日からワリャーグは2回目の試験航海を実施していた。13日間と航海期間が大きく伸びただけではなく、新たな試験項目も導入されたという。

通常の場合、空母は就役前には航行能力やレーダー、通信機能のみをチェックするもので、艦載機の運用テストなどについては就役後に実施される。しかし、ワリャーグの飛行甲板にはエレベーター位置や発艦前の艦載機準備位置を示す塗装がすでに施されている。

また先週には艦載機に予定されている戦闘機J−15が空母に接近、「親密な接触」を行ったと中国メディアは報じている。「親密な接触」の具体的内容は明かされていないが、実際の着艦ではなく、パイロットに空母を目視させるなどの訓練効果を狙ったものと見られる。

中国人民解放軍空軍指揮学院教官の徐勇凌(シュー・ヨンリン)氏は「空港がバスケットボール場ならば、空母は卓球台のようなもの」との比喩で、空母発着の難しさを説明している。(翻訳・編集/KT)

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