<平昌五輪>韓国を侮辱し警備員に暴行…英国人委員の問題行動をIOCが謝罪=韓国ネットから批判の声

Record China    2018年2月16日(金) 12時30分

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15日、英国のIOC選手委員兼国際ボブスレー・スケルトン連盟副会長が平昌冬季五輪の警備員に暴行を加えて暴言を発した後に逃げ去っていたことが分かった。これを受け、IOC側は公式文書で事件に対する謝罪の意を伝えた。写真は平昌五輪の会場。

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2018年2月15日、英国IOC(国際オリンピック委員会)選手委員兼国際ボブスレー・スケルトン連盟副会長の男性が平昌冬季五輪の警備員に暴行を加え、暴言を発した後に逃げ去っていたことが分かった。これを受け、IOC側は公式文書で事件に対する謝罪の意を伝えた。韓国・KBSが伝えた。

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14日午前8時40分ごろ、五輪プレスセンター前の駐車場で40代の英国人男性がバス専用レーンに入ろうとしたため、案内をしていた警備員が侵入を制止した。これに対し、男性は警備員に韓国を侮辱する言葉を発して数回突き飛ばし、30メートルほど引きずった後に押し倒したという。

事実関係を確認した結果、この男性は英国のIOC選手委員兼国際ボブスレー・スケルトン連盟副会長のアダム・ペンギリー(Adam Pengilly)委員であることが判明。ペンギリー委員は警備員に対し「上に報告すれば韓国で働けなくするぞ」などと脅した後、別の建物に逃げ去ったという。

ペンギリー委員は09年の世界選手権で銀メダルを獲得し、バンクーバー五輪にも出場した英国の元スケルトン選手。IOCは公式文書で「ペンギリー委員に関する事件に対して非常に残念に思う」とし、ペンギリー委員が警備員に謝罪したことを明らかにした。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは3000件を超えるコメントが寄せられており、この問題への関心の高さがうかがえる。コメント欄には「紳士の国出身なのに、野蛮なことをするね」「平和の祭典の場で残念なことをした」「これは暴行事件だ。正式に捜査する必要がある」「ひどいやつだな」などペンギリー委員の行動に対する批判の声が並んだ。

また「警備員なんだから、暴行されたら背負い投げでもして応戦するべきだった」と警備員の対応への不満の声も見られた。その他「どこの国にもこんな人はいるよね」とのコメントもみられた。(翻訳・編集/三田)

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