Record China 2018年2月8日(木) 14時50分
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米ビジネスメディアのQuartzは6日、日本の漫画などを作者に無断で中国語に翻訳し、中国語のサイトで自由に読めるようにするなどしたとして、著作権法違反の疑いで日本の警察に逮捕された中国人5人が、懲役10年を科される可能性もあると伝えている。資料写真。
2018年2月8日、中国メディアの参考消息網によると、米ビジネスメディアのQuartzは6日、日本の漫画やゲームなどを作者に無断で中国語に翻訳し、中国語のサイトで自由に読めるようにするなどしたとして、著作権法違反の疑いで日本の警察に逮捕された中国人5人が、懲役10年の刑事罰を科される可能性もあると伝えている。
記事は「日本の警察が、日本の漫画やゲーム、ゲーム雑誌を違法に翻訳し、国に毎年数十億ドルもの損失をもたらす『悪意のある語学の達人』を摘発した」と伝えた。
記事によると、京都、山口、静岡、三重、島根などの府県警はこのほど、日本の漫画やゲーム、ゲーム雑誌を著作権者からの許諾を得ずに翻訳し、中国語サイトに配信して不特定多数の人が読めるようにするなどしたとして、著作権法違反の疑いで中国人5人を逮捕した。5人はいずれも20代で、学生も2人含まれていた。メンバーはネットを通じて募集され、翻訳や配信作業などを分担していたという。
記事は「これらの許可されていない言語努力により、容疑者は懲役10年、罰金9万ドル(約984万円)の刑事罰に加え、民事的な請求を受ける可能性もある」と指摘した。
さらに「日本の文化庁は2013年、中国で日本の漫画やアニメ、ゲームなどの海賊版が流通したことによる年間損失額を約2300億元(約4兆円)と推計した」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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