お金を使い果たし保護施設へ、日本人男性が領事館に保護される―山東省青島市

Record China    2011年12月9日(金) 7時33分

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10月23日、ある日本人の男性が日本・山口県下関から中国・山東省青島市へ出発した。お金が無くなった男性は現地の保護施設へ一時滞在することとなった。

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2011年10月23日、ある日本人の男性が山口県下関から中国の山東省青島市へ船で出発した。しかし、運悪く財布を無くしてしまい、手元に残ったお金は5万円のみとなった。チャイナフォトプレスの報道。

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青島に到着後、福江秀晃さん(68歳)は中国南端の海南島へ用事があったため、海南省までの航空券を購入し、用事を済ませて青島市に戻った。しかし、これでお金を使い果たしてしまった。途方に暮れる福江さんを現地の市民が見かけ、手を差し伸べてくれた。

福江さんはその夫婦のお宅に御世話になることに。5日が経った11月6日、日本在青島領事館に向かった。そこで福江さんは、ビザの期限切れにより、1500〜5000元(約1万8000円〜6万円)罰金を納付しないと日本へ帰国できないと知らされた。

福江さんは申し訳なく思いながらも、再び夫婦に連絡した。その後福江さんと夫婦は現地警察に相談し、福江さんは保護施設に一時滞在する事なった。11月7日、領事館の担当者が施設に訪問し、福江さんは日本に持っている銀行口座への入金を待ち、罰金納付の後、帰国するという。(翻訳・編集/内山

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