Record China 2011年12月8日(木) 16時28分
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4日、韓国で優秀な人材をヘッドハンティングしたいという中国企業が増えている。以前は主に製造業の企業が人材を求めていたが、最近ではIT企業や金融企業の需要も増加している。資料写真。
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2011年12月4日、韓国の週刊誌・週刊朝鮮は「韓国の人材をハンティングし始めた中国企業」と題した記事を掲載。優秀な人材を韓国に求める中国企業が増えていると指摘した。7日付で環球時報が伝えた。
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韓国最大のヘッドハンティング会社・careercareによると、中国企業からの依頼が近年大幅に増加。同社が過去3年間に受けた依頼は100件を超えた。そのなかには中国有数のIT企業や国有銀行の名前も。以前は製造業の企業からの依頼が主だったが、最近ではIT関連や金融関連の企業が増えているという。中国のある大手通信機器メーカーは2007年から韓国の人材紹介会社を通じて定期的にスタッフを募集している。また、今年初めには中国工商銀行が大卒以上の学歴と中国語検定資格を有する人材を求めてきたほか、証券会社や保険会社の募集も増えている。
中国企業の韓国での雇用形態は、「韓国のIT技術やゲーム産業を学ぶために、韓国人を中国に派遣して仕事をさせる」「中国本社のための仕事を韓国で韓国人にさせる」「韓国で現地人を雇い、営業や中国企業の韓国進出の手助けをする」の3つに分けられる。韓国のマンパワーに対する中国企業の需要は増すばかりだが、実際の人材確保率は「30%足らず」と業界関係者。その最大の原因は、「仕事を辞めたい」と会社に言い出せない韓国人の文化的気質にあるという。(翻訳・編集/本郷)
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