Record China 2011年12月7日(水) 11時23分
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6日、中国の通販サイト・淘宝商城では、12月4日の1日だけで3万枚を超えるマスクが販売された。そのうちの2万枚は濃霧による大気汚染に備えた北京のユーザーが購入。写真は5日の北京。
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2011年12月6日、アジア最大の通販サイト・淘宝商城(タオバオモール)によると、12月4日の1日だけで3万枚を超えるマスクの注文があった。この数字は過去2週間の平均注文数の約3倍に相当するという。マスク3万枚のうち、2万枚は北京市民が購入している。京華時報が伝えた。
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北京市気象台は現地時間の4日午後4時半に「濃霧黄色警報」(3段階で最も低い)を出し、同日夜から5日昼にかけて、市内の大部分で濃い霧が発生するとの予報を発表。さらに北京市環境保護局はマイクロブログを通じて、「濃霧の影響で市内の大気汚染が悪化。大気汚染指数(API)が220から280に達し、中度から重度の汚染レベルになる」との予想を発表した。このため、北京市に住む通勤族が一斉に通販サイトを利用してマスクを購入。淘宝商城でマスクを販売しているショップの多くが「この2日間でマスクの在庫がなくなった」と話している。
一番の売れ筋商品は3M社の防塵マスクで、価格は1枚5元(約60円)。最長で約2週間の使用が可能のもの。同社によると、この1カ月の販売枚数は累計5200枚ほどだったが、この2日間だけで3万枚が売れた。購入者の8割が北京市民で、100枚以上をまとめ買いした人もいたほか、企業や学校単位で購入するケースもあったという。(翻訳・編集/本郷)
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