中国ブランドの世界市場における認識、5年以内に急上昇―米誌

Record China    2011年12月7日(水) 6時47分

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11月29日、米誌フォーブスは、世界市場で中国独自のブランドはまだ十分認識されていないが、あと5年もすれば世界で認められるようになるだろうと説いた。資料写真。

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2011年11月29日、米誌フォーブスは、世界市場で中国独自のブランドはまだ十分認識されていないが、あと5年もすれば世界で認められるようになるだろうと説いた。12月4日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。

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中国製品は世界を席巻しているが、中国独自のブランド品は一体どこにあるのか?米コンサルティング会社インターブランドが発表している「世界トップブランド・ベスト100」にも中国ブランドの名前はない。

しかし、中国ブランドは世界に躍り出る要素をすでにいくつか備えている。まず、中国企業は米誌フォーチュンの発表する「世界500強企業ランキング」に37社ランキングされており、しかも、中国の広告出稿額は現在世界2位の多さである。

続いて、中国人のブランド好きが挙げられる。中国人はブランドを信頼しており、ブランドが中国市場での売上高を決定する大きな要素になっている。

さらに、ブランドに対する経済的メリットの大きさが中国企業のブランド確立の意欲をかきたてることがある。中国で生産されるアップル社のiPodは、米国で1台199ドルで販売されているが、中国の利益はわずか4ドルに過ぎない。利益の大部分はアップル社のものとなっている。

中国ブランドが世界に広がらない要因とその必要条件について、世界的なマーケティング企業オグルヴィ・アンド・メイザーの関係者は、「中国企業がまだ外国市場における価値を十分発見していないこと」と「中国企業がマトリックス組織を形成して、国際市場やエリア市場、現地市場の経験をいかに融合するかを確定する必要があること」を挙げている。

ただし、中国人はイノベーション能力と強大な販売能力を持っており、現在のような状況はすぐに変化するだろう。コピーから創造へ、製造から発明へ、こうした変化は中国ブランドを世界へ羽ばたかせる。日本の自動車メーカーは20年かけて米国に追いつき、韓国企業は10年を要した。いったん加速がつけば、中国企業は5年もかからない。(翻訳・編集/HA)

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