2018年1月28日、参考消息（電子版）によると、英紙タイムズは英国のテリーザ・メイ首相が中国を訪問すると報じた。

メイ首相は1月31日〜2月2日に中国を訪問する予定で、40社余りの企業や大学、貿易団体代表者からなる訪中団を引き連れ、100項目を超える合意の達成を目指しているという。

訪中団には、金融のHSBCホールディングスやスタンダードチャータード、エネルギー会社のBP、製薬会社のアストラゼネカ、ロンドン証券取引所、自動車メーカーのアストン・マーティンやマクラーレン、ノートン・モーターサイクルのほか、マンチェスター大学の代表者が参加するとのこと。

中国外交部の発表では、メイ首相は滞在中、北京のほか上海と武漢も訪問する予定で、新しいラウンドの中英首相年度会合も行う。2015年に習近平（シー・ジンピン）国家主席が英国を訪問して以来、初の公式訪問であり、中英関係にとって重要な節目になる。

中国の対英投資は17年に倍増して208億ドル（約2兆2600億円）に達したが、英国は今後いっそう密接な関係を築こうとしていると記事は伝えている。（翻訳・編集/岡田）