「米中は席に着いて話し合え」米海兵隊の豪州駐留、中国への対抗意識―豪メディア

Record China    2011年11月24日(木) 13時28分

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23日、豪紙キャンベラ・タイムズはこのほど、「米海兵隊の豪ダーウィン駐在は、中国に対する米国の対抗意識の表れだ」と懸念を表明した。写真は中国人民解放軍海軍潜艇学院。

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2011年11月23日、中国・新華網によると、豪紙キャンベラ・タイムズのウェブ版は同21日、「高リスクな中国海軍けん制」と題する記事を掲載し、「米海兵隊の豪ダーウィン駐在は、中国に対する米国の対抗意識の表れだ。米国はかつてロシアを倒したように、中国を倒そうとしている」と懸念を表明した。以下はその概要。

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中国は2001年あたりから、海上軍事力を着々と強化している。特にマラッカ海峡は中国にとって、貿易・物流の生命線。中国は対米関係が悪化した場合、米国が同海峡を封鎖することを恐れている。米国がオーストラリアに軍隊を駐留させれば、中国は同海峡周辺諸国への影響力強化を図るだろう。

オバマ米大統領は来年の大統領選を控え、目まぐるしく政策を変化させている。アフガニスタン問題への関心が薄れた今、次のターゲットは中国だ。インドと手を組んで周辺諸国の協力を取り付け、中国の軍事増強をけん制するつもりだろう。

しかし、今回のゲームは一体どんなルールに則しているのか。米国人はかつてロシア人を倒したように、中国人も倒せると思っているのか。米中両国がすべきことは、席に着いて話し合いを始めることだ。(翻訳・編集/AA)

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