国際資本、中国経済のハードランディングを懸念か=10月末の外貨ポジション、4年ぶり流出超に―中国

Record China    2011年11月24日(木) 6時31分

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22日、新京報は1800億元(2兆1800億円)ものホットマネーが中国から流出したと報じた。中国人民銀行の外貨買い入れポジションが4年ぶりに減少するなどの「異変」が起きている。資料写真。

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2011年11月22日、新京報は1800億元(2兆1800億円)ものホットマネー(短期投資資金)が中国から流出したと報じた。

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21日、中国人民銀行は10月末時点での外貨買い入れポジションを発表した。25兆4869億元(約309兆円)で、前月比249億元(約3010億円)減を記録した。2007年12月以来のマイナスとなった。

人民元高を見込んだホットマネーが中国に流入する状況が続いており、外貨買い入れポジションは今年1〜9月、月平均3000億元(約3兆6000億円)ペースで増加していた。このトレンドが突然、一転したことが注目を集めている。

この背景にあるのがホットマネーの流出と見られている。中金公司は10月、1800億元(約2兆1800億円)ものホットマネーが中国から流出したと推計している。興行銀行の首席エコノミスト・魯政委(ルー・ジョンウェイ)氏は、地方債リスクや中国経済ハードランディングの危険性から国際資本が流出した可能性があると指摘している。(翻訳・編集/KT)

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