米海兵隊の豪駐留、新冷戦時代の幕開け「中国への宣戦布告だ」―米メディア

Record China    2011年11月23日(水) 7時40分

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18日、米ニュースサイトのハフィントン・ポストは、米海兵隊のオーストラリア本格駐留について「米国による中国への宣戦布告だ」と主張した。写真は中国海軍の潜水艦。

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2011年11月18日、米ニュースサイトのハフィントン・ポストは、「中国との新冷戦」と題した記事を掲載し、米海兵隊のオーストラリア本格駐留について「米国から中国への宣戦布告だ。膨大な国防費を費やし、中国を軍事的に孤立させ、自由貿易区から排除する意図がある」と主張した。21日付で環球時報が伝えた。以下はその概要。

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オバマ米大統領はこのほど、オーストラリア北部の軍事的要衝・ダーウィンに、来年から米海兵隊員を駐留させると発表した。米軍はいったい何をするつもりなのか。どうやら世界唯一の超大国となった米国は、次の“冷戦”の相手を中国に決めたらしい。軍事包囲網を狭めて中国に圧力をかけ、中国国内の内乱発生を待つつもりだろう。

オバマ大統領は「米国は太平洋国家の一員だ」というが、アジア地域の軍事力を削減するつもりはないようだ。しかし、もし中国が強硬手段に出たらどうするつもりなのか。中国軍がカリフォルニア州沿岸に空母や潜水艦を派遣したら、何が起きるか分かっているのか。

米国はなぜ予算を雇用問題改善に使わないのだろう。なぜ中国に“ソフトパワー”で対応しないのだろう。議論もコスト計算もないまま、米国民は新冷戦時代への突入を強いられるのだ。(翻訳・編集/AA)

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