2011年11月19日、代表的なオークションである北京芸融の11年秋のオークションで中国の有名画家・呉冠中（ウー・グアンジョン）の「長江万里図」の特別オークションが開催された。北京はオークションの季節だ。20日付でチャイナフォトプレスが伝えた。

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8000万元（約9億6000万円）から始まったオークションは、電話と現場での15回の競りの結果、1億3000万元（約15億6000万円）で落札された。手数料を含めた取引額は1億5000万元（約18億円）になる。これは、今年春に行われたオークションでの1億1500万元で競り落とされた「獅子林」を上回り、呉冠中の単品での新記録が更新されたことになる。

「長江万里図」は長さ509ミリ、幅22．5ミリで、美術史専門家によれば、呉冠中の芸術作品の最高傑作だという。（翻訳・編集/渡邊英子）