北朝鮮視察団の玄松月氏、訪韓ファッションが中国訪問時と違うのはなぜ?―米華字メディア

Record China    2018年1月23日(火) 9時20分

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21日、管弦楽団の韓国派遣に向けた北朝鮮視察団の主軸として、同楽団の玄松月団長が韓国を訪れた。米華字メディア・多維新聞は同氏の服装に関する記事を掲載した。写真はモランボン楽団。

2018年1月21日、三池淵(サムジヨン)管弦楽団の韓国派遣に向けた北朝鮮視察団の主軸として、同楽団の玄松月 (ヒョン・ソンウォル)団長が韓国を訪れた。米華字メディア・多維新聞は同日、「牡丹峰(モランボン)楽団を率いて中国訪問した際とファッションが異なる」と指摘する記事を掲載した。

記事によると、韓国・中央日報は「モランボン楽団を率いて15年に中国北京を訪問した際の玄氏は軍服姿だったが、21日の訪韓時は違った」と説明。この件について韓国建国大学の教授は「訪中の際に軍服姿だったのは中朝の血盟を強調するため、今回は楽団団長という身分を強調するためのようだ」と指摘し、韓国政府関係者も「軍服での訪韓は韓国国民の反感を招くと考えたのだろう。金正恩(キム・ジョンウン)氏の指示のもと、北朝鮮は今回の五輪参加を必ず成功させる。玄氏はミスを避けるためにことのほか注意したもようだ」と分析しているという。

記事は当初20日に予定されていた訪韓を北朝鮮側が前日夜に中止したことにも言及し、その原因としてある韓国メディアが「伝えられたところによると、北の五輪参加に関する韓国メディアの報道を北朝鮮当局が不満に思っている」と報じたことを説明している。(翻訳・編集/野谷

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