Record China 2011年11月16日(水) 12時29分
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14日、中国の若い女性の間で、「高級バッグは買えないけれど、紙袋ならインターネットで安く手に入る」と有名ブランドのショップ袋が流行している。写真は中国各地のブランド店。
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2011年11月14日、深セン新聞網によると、中国の若い女性の間で、有名ブランドのショップ袋が流行している。「高級バッグは買えないけれど、紙袋ならインターネットで安く手に入る」。ロゴ入りの紙袋で出勤すれば、つかの間セレブになった気分。しかし、男性たちの多くは「たかが紙袋。見栄っ張りもはなはだしい」とあきれている。
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広東省深セン市に住む高さんは、貿易会社に勤める24歳。毎日ブランド物の紙袋を2つ下げて出勤する。一つは弁当が入った茶色の「グッチ」。もう一つは小物が入った赤い「カルティエ」だ。高さんは「グッチは120元(約1440円)、カルティエは180元(約2160円)。両方ともネットで買ったの」と話す。職場には金持ちの女性が何人もいるが、自分は新卒の安月給。高さんは「いつも見下されている感じで、あまり話しかけてもこない。私が紙袋を持って歩くのは、見栄っ張りなせいじゃない。生きるために唯物論者になっただけよ」という。
中国のネット通販サイトをみると、ブランド物の紙袋は500点以上あった。深センに住む売り手の女性は「香港へ買い物に行くたび紙袋がたまるからネットで売っている。エルメスは150元(約1800円)、プラダは120元(約1440円)、ルイ・ヴィトンは100元(約1200円)。あっという間に80枚近く売れたわ」とくったくがない。さらにネット上には偽物のショップ袋を販売する業者も出現している。
女性たちのささやかな?ブランド志向だが、男性の視線は冷ややかだ。街頭アンケートを取ったところ、女性は理解を示したが、男性はほとんどが反対意見。「たかが紙袋。しかも偽物にまで金を払うなんて馬鹿げている」と冷ややかだった。(翻訳・編集/AA)
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