投資移民の申請者、11年は4分の3が中国人―米国

Record China    2011年11月15日(火) 7時16分

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13日、米移民局がこのほど発表したデータによると、11年に米国への投資によって移民申請をした中国人は2969人に上り、申請者全体の約4分の3を占めた。写真は11日、四川省成都市で開催された米国投資フォーラム。

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2011年11月13日、米移民局がこのほど発表したデータによると、11年に米国への投資によって移民申請をした中国人は2969人に上り、申請者全体の約4分の3を占めた。法制晩報が伝えた。

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米国への投資によるグリーンカード(EB−5投資永住権)取得制度は、米移民局が外国人投資家に向けて設立したもので、50万ドルの投資などにより申請が可能となる。米移民局が発表したデータでは、中国人によるEB−5申請者は、07年の270人(うち承認人数161人)から11年には2969人(同934人)へと急増。今年は申請者全体の約4分の3を占めるまでに増加している。

中国人の申請者が増加した背景には、中国人富裕層の急増がある。また、あるデータでは、個人資産1億元(約12億円)以上を所有する中国人富豪の希望する移民先は、米国が40%で1位、続いてカナダ(37%)、シンガポール(14%)、欧州(11%)となっている。

一方、米コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーと中国招商銀行が共同で行った調査によると、投資資産1000万元(約1億2000万円)以上を所有する中国人投資家の約60%がすでに移民手続きを完了しているという。(翻訳・編集/HA)

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