The World Video 2018年1月19日(金) 17時10分
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19日、平昌冬季五輪の開幕を来月に控えた韓国で、北朝鮮が対外宣伝サイト「朝鮮の今日」に掲載した動画が物議を醸している。
2018年1月19日、平昌冬季五輪の開幕を来月に控えた韓国で、北朝鮮が対外宣伝サイト「朝鮮の今日」に掲載した動画が物議を醸している。
今月15日に「朝鮮の今日」に掲載された映像は、2002年の釜山アジア大会と過去の南北共同行事を編集したもの。五輪の柔道金メダリストである韓国の河亨柱(ハ・ヒョンジュ)と北朝鮮の桂順姫(ケー・スンヒ)が聖火を運んで点火するシーンや、南北共同行事の参加者らが涙を流す中で南北の選手団が統一旗を掲げて入場するシーンなどが登場する。
しかし、映像に統一旗と北朝鮮の国旗は繰り返し登場するものの、韓国の国旗は見当たらない。また、映像の最後には朝鮮半島の地図と共に「冬季五輪」「共和国(北朝鮮)建国日」「北南関係の改善」といった単語が大きく映し出される。五輪開催地である韓国の「平昌」についての内容は完全に省かれているため、映像だけを見ると、今回の平昌五輪が北朝鮮主催の行事であるかのように誤解されかねない内容だ。
これを見た韓国のネットユーザーからは「え、何これ?」「一体どういうつもり?」と驚く声や、「外国人が見たら勘違いする」「やはり北朝鮮…。五輪までも好き勝手に解釈するんだね」とため息交じりの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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