野田首相がTPP交渉参加を表明=中国への圧力が隠れた狙い―中国メディア

Record China    2011年11月13日(日) 9時51分

拡大

11日、野田佳彦首相は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加の方針を表明した。中国国際放送局のラジオ番組・国際在線は、TPPは中国に圧力をかけることが狙いだと分析している。写真は連雲港市の港。

(1 / 2 枚)

2011年11月11日、野田佳彦首相は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加の方針を表明した。中国国際放送局のラジオ番組・国際在線は、TPPは中国に圧力をかけることが狙いだと分析している。

その他の写真

民主党内部でも賛成派、反対派と別れたTPP問題。それでも野田首相が交渉参加を決断した目的は3つある。第一に東日本大震災で打撃を受けた輸出産業の支援。第二に日米首脳会談を前に、米国と同調し友好的なムードを作り出すためだという。

そして第三の目的が中国への圧力。日本と米国が連携し、アジア太平洋地域の経済秩序を主導することで、中国など非加盟国に圧力をかけることが狙いだと指摘した。一部では、TPPの影響は経済にとどまらず、東アジアにおける中国の政治的利益や安全保障に不確定要素をもたらすとの指摘もある。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携