2011年11月10日、全日本女子バレーボールのエースアタッカー、木村沙織選手が中国チームの袁霊犀（ユエン・リンシー）コーチに密かな恋心を抱いているとの噂について、袁コーチ本人が「事実ではない」と否定した。揚子晩報が伝えた。

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噂の発端はワールドカップ（W杯）バレーボール女子の日本対中国戦が行われた6日の夜、中国のベテラン記者がツイッターで「木村選手は中国チームのコーチが好きらしい」とつぶやいたこと。これがネット上で瞬く間に大きな反響を呼び、木村選手の「好きな人」探しが過熱。「相手は袁コーチの可能性が高い」と一部中国メディアが報じたことで、同コーチは一躍時の人となっていた。

全日本の「万能美少女」と呼ばれる木村選手。その美貌とスタイルの良さでアイドル並みの人気を誇る。噂を耳にした日本のファンやネットユーザーは激怒。「日本の国宝級の美女が中国人コーチなんかを好きになるはずがない」「プレーに集中させないための陰謀だ」などと反論。中国メディアの「2008年頃から密かに思いを寄せていた」との報道についても、「当時は男子バレーの石島雄介選手と付き合っていた」と否定した。

一方、木村選手の恋のお相手と名指しされた袁コーチは中国ですっかり英雄扱い。ネットユーザーたちは「木村選手を嫁にもらって、中国代表として戦わせろ」と鼻息を荒くしている。だが、袁コーチは交際している恋人がいるそうで、噂に困惑気味。マイクロブログで「報道は事実ではありません。記者やファンの皆さんの気持ちは分かりますが、これで終わりにして頂きたいです」と否定している。（翻訳・編集/NN）