元NBA選手の姚明、念願の大学生活始まる―中国

Record China    2011年11月8日(火) 13時49分

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7日、元NBA選手の姚明の大学生活が始まった。今後は上海交通大学の学部生として週4日前後授業を受ける。

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2011年11月7日、元NBA(米プロバスケットボール)選手の姚明ヤオ・ミン)が上海交通大学安泰経済管理学院の学部生として正式に授業に出席した。今後は主に経済学を専攻するという。この日の夜、大学で記者会見が行われた。テンセント(騰訊)体育が伝えた。

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数カ月前の引退後、姚明は上海交通大学へ入学すると発表したが、これまで入学時期や専攻学部などは明らかにされていなかった。記者会見では、大学側は姚明のためにマンツーマン授業とクラスでの授業の2種類の方式を設け、履修単位は150単位になると発表した。

大学生活1日目、姚明は基礎数学、大学英語、中国近代史など1時限45分の授業を6時限受けたが、数学と英語はほかの学生より半学期遅れているという。授業の時、多くの学生がサインや記念撮影を求めたため、一時混乱状態になったが、授業が始まると学生たちは真面目に授業に取り組んでいたという。姚明は「皆、学費を払っているのだから、ムダにしないで…」と話した。

教室に入る前、授業を受ける心境について「中学生の時から歴史に関する科目が好きなので、すぐにでも授業を受けたい」と話した。6時限の授業を終えると、「初日の授業で、先生は僕に手加減をしてくれた。コミュニケーションを取る中で、僕の基礎ができていないこと見て、細かな授業プランを立ててくれた。僕はすでに十数年授業を受けておらず、今は唐突な感じさえある。大学がこのようなチャンスを与えてくれたことに感激している」と述べた。

姚明は今後、毎週4日前後、学校に通うことになる。普通の学生は学校の寮に寄宿しているが、姚明は毎晩、自宅に帰ることができる。この寮の問題について、「大学はすでに僕のために特別に高い椅子を用意してくれたので、感謝している。寮までこのような特別待遇は必要ないので、毎日、家に帰ることにする」と冗談を言う一幕もあった。(翻訳・編集/若林亜希)

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