国有鉄道の民営化改革への不安は“杞憂”=中国は日本の先例に学んでよい―中国紙

Record China    2011年11月8日(火) 5時0分

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2日、青年参考は記事「国有鉄道改革=日本という『前車の轍』」を掲載した。笹川日中友好基金の招聘により今年9月に日本を訪れたジャーナリスト、ブロガーの関軍氏が執筆している。写真は中国の鉄道。

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2011年11月2日、青年参考は記事「国有鉄道改革=日本という『前車の轍』」を掲載した。笹川日中友好基金の招聘により今年9月に日本を訪れたジャーナリスト、ブロガーの関軍氏が執筆している。

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鉄道民営化改革については、「安全性が担保されないのでは」「技術開発の能力が分散するのではないか」などと懸念されてきた。だが、日本の経験はその心配が杞憂であることを証明している。長期に渡り、日本から鉄道技術を学んできた中国だが、まだ一つ学ぶべき貴重な経験が残されている。それが鉄道民営化だ。

政治と経済がからみあった巨大な鉄道事業。その問題解消は日本のみならず、世界的な課題となった。欧州の鉄道民営化は日本に先行して実施されたほか、今や途上国でも民営化している国は少なくない。

その中でも異質なのが中国鉄道部だと、元三菱商事中国総代表の武田勝年氏は言う。今でも完全な「計画経済」のままで、鉄道企業はたんなるお飾り。すべての決定は中国鉄道部の官僚が担っているという。(翻訳・編集/KT)

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