高層マンション傾き住民が避難、「パクリ版ピサの斜塔だ」との声も―浙江省台州市

Record China    2011年11月4日(金) 15時31分

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2日、浙江省台州市の高さ68メートルの高層マンションが傾き、周辺のマンション数棟も含め住民が避難する事態となっている。

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2011年11月2日、浙江在線によると、浙江省台州市玉環県の高さ68メートルの高層マンションが傾き、周辺のマンション数棟も含め住民が避難する事態となっている。周囲の建物と比べて明らかに傾いているという。

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問題のマンションは6月頃から傾き始め、専門家は「設計の範囲内のことだ」としていたが、9月末から傾きが大きくなり、10月になると県政府が住民の退去を決定。11月1日の時点でマンション地下の柱が20センチほど押しつぶされているのが確認されており、建物の沈降が進んでいる。このマンションは今年1月に完成し、9月までの時点で18世帯が入居していた。マンションの開発業者は、1日当たり240元(約2900円)の宿泊費と30元(約360円)の食費を退去・避難した住民に支払うなどの対応をとっている。

ネット上では、このマンションを「パクリ版ピサの斜塔だ」と揶揄(やゆ)する声も上がっており、ある人はミニブログで「これ以上傾いていくと、イタリア人から権利侵害で訴えられるかも」としている。(翻訳・編集/岡田)

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