中国の軍事拡張が生んだアジアの焦り―米紙

Record China    2011年10月30日(日) 13時5分

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米紙ニューヨークタイムズは記事「アジアの焦り」を掲載した。中国の急速な軍事拡張を呼び水として、アジア諸国のリスク、不安感は急速に高まっている。写真は人民解放軍の格闘訓練。

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2011年10月、米紙ニューヨークタイムズは記事「アジアの焦り」を掲載した。

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パネッタ米国防長官は初めてのアジア歴訪を終えたが、アジア地域が未来に焦りを感じていることを感じたという。地域の国々はみな何らかの安全保障的枠組に加入しようとしているが、その行為が他国の不安を招き、リスクが高まるという負の構造に陥っている。

中でも不安を招く最大の要因は、10年来継続されている中国の軍事拡張だろう。中国は新たに得た軍事力を行使するチャンスを狙っており、シーレーンの確保から東シナ海、南シナ海にまで行動範囲を広げている。

日本と米国の強力な海軍力が存在する東シナ海とは異なり、南シナ海周辺国の海軍力は限定的だ。フィリピンやベトナムなどは米軍との合同演習を実施し対抗する姿勢を示しているが、米国の安全保障が東南アジアをカバーしていると見なすかどうか、それは中国政府が判断することとなる。(翻訳・編集/KT)

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