<中華経済>自動車「修理、交換、返品」制度で公聴会、反対意見なく実施へ―中国

Record China    2011年10月29日(土) 7時27分

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28日までに、中国国家質検総局は、自動車の「三包」規定である「自家用車の修理、交換、返品責任規定」の実施に向けた公聴会を行った。事前の予想に反し、大きな反対意見は出なかった。

2011年10月28日までに、中国国家質検総局は、自動車の「三包」規定である「自家用車の修理、交換、返品責任規定」の実施に向けた公聴会を行った。事前の予想に反し、大きな反対意見は出なかった。中国の各メディアが伝えた。

公聴会には、消費者の代表8人、自動車メーカーの代表5人、自動車販売店の代表3人の合計16人および業界団体や専門家の代表者らが参加した。

9月21日の草案発表時には、一部の自動車メーカーから時期尚早だと反対の声が上がっていたため、公聴会は紛糾すると思われていた。しかし消費者側の代表者らが、各自の体験談を元に厳しい意見や改定案を主張するのみで、自動車メーカー側は消費者との紛争を仲裁する第3者機関の設置を求めるにとどまった。

国家質検総局法規司の劉兆彬司長は、「正式に実施する際には必ず緩衝期間を設け、実施日以降の車両のみを対象とする」と明言し、実施に向け早急に準備を進めるとした。

自動車販売店の関係者は「この規定は、ほとんどが販売店に対するものだ。メーカーの担当者が意見を出さなかったのは、自社の利益にさほど影響がないと判断したからだろう」とコメントしている。(翻訳・編集/JX)

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