2011年10月26日、浙江在線によると、北京市や浙江省杭州市などで5つ星ホテル橘子水晶（クリスタルオレンジ）ホテルを展開している橘子酒店集団（オレンジホテルグループ）が、ホテルの遮音性を証明するため実弾を使った射撃を行い、それを撮影した映像をネット上で視聴できるようにしていることが問題視されている。

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公開されている映像は閲覧回数がすでに10万回にもなっている。25メートル離れた場所からホテルの窓ガラスに向けて拳銃を発射。10発撃って、5発命中している。ホテル側によれば、映像は窓ガラスの遮音・防弾性能の試験を撮影したもの。命中した5発はいずれも貫通していないことが映像からわかる。

しかし、ネット上では「このようなことを行う必要があるのか」、「ホテルの遮音性はガラスだけに頼っているわけではい」、「このガラスは本当にホテルのものなのか」といった意見が出ており、試験そのものへの疑念も出ている。ホテルの責任者はこれに対し「他により良い試験の方法があれば歓迎する」としている。（翻訳・編集/岡田）