Record China 2011年10月25日(火) 17時57分
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24日、中国人ブロガー・蔡立博氏が弟を抱いて授業に出る『留守児童』の女児に対する感動と反省」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。
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2011年10月24日、中国人ブロガー・蔡立博(ツァイ・リーボー)氏が「弟を抱いて授業に出る『留守児童』の女児に対する感動と反省」と題した記事を中国のブログサイト・新浪博客に掲載した。以下はその内容。
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10月21日、眠さでぐずる弟をあやしながら授業を受ける女の子の写真がネット上に公開され、大きな反響を呼んだ。多くの人が涙したその写真は7月29日、湖北省鳳凰県の小学校で撮影されたもの。女の子は小学2年生。両親ともに出稼ぎで不在の、いわゆる「留守児童」だ。一緒に暮らす祖父母は畑仕事のため、昼間は弟の世話ができない。弟の痩せた体にアンバランスな大きな頭が、栄養状態が不十分であることを物語っている。
小学2年生といえば、まだ7〜8歳だ。本来であれば子どもらしく無邪気な毎日を過ごしているはず。それが、こんな小さいうちから両親に代わって弟の世話をしなければならないとは。この女の子の責任感の強さには感動させられるが、それと同時に我々は彼女の辛い思いや大変さに思いをはせるべきだろう。
急速な経済発展に伴い、農村から大量の出稼ぎ労働者が都市部に流入し、汗水垂らして都市づくりに貢献した。彼らの汗で都市は美しく生まれ変わり、生活は便利になっていったのに、都市が彼らの生活を良くすることはなかったのである。彼らの多くは低所得層に属し、ギリギリの生活。農村に残された子どもは長い間、両親と暮らせずに寂しい思いを抱えている。
こうした状況を改善するため、地域間の格差をなくし、誰もが家から通える範囲で働ける社会にすべきだ。夫婦2人が遠隔地で昼夜問わずに働かなければ家族を養えないというのもおかしい。出稼ぎ労働者が都市部住民と同等の待遇が受けられるよう、手続きを簡略化することも大切だ。どうかこの女の子のような思いをする子が少しでも減りますように…。(翻訳・編集/NN)
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