日本の厳格なプライバシー保護と盗撮文化=東京国際映画祭取材記―香港メディア

Record China    2011年10月23日(日) 14時35分

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22日、第24回東京国際映画祭が開幕した。取材のために来日した香港・鳳凰網芸能班の趙大衛氏は、日本の肖像権規制の厳格さに驚く手記を発表している。写真は22日、東京国際映画祭。ジャッキー・チェンと中川翔子。

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2011年10月22日、第24回東京国際映画祭が開幕した。取材のために来日した香港・鳳凰網芸能班の趙大衛氏は、日本の肖像権規制の厳格さに驚く手記を発表している。

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21日、東京国際映画祭のメディア登録が始まった。登録作業は非常にスムーズでたった10分で終了した。他国の映画祭と違うのは東京の街から映画祭開催の熱をまったく感じられないこと。アカデミー賞のように、早々と到着したファンが集まっているというようなことは一切ない。

また、中国との大きな違いは日本のメディアもファンもいわゆるゴシップ文化に毒されていないことだ。アイドルのスキャンダルといった芸能界の大事件があっても新聞は簡単に報道する程度だ。

ある業界関係者はオフィシャルの管理がきわめて強力なためだと説明した。例えば東京国際映画祭の取材で、そうしたゴシップネタを取材したメディアは、その後の取材が禁止され、次回以降の参加が許可されなくなるという。

また街中でもプライバシー保護の規制が厳格なことにも驚いた。街中やお店などを撮影するためにはまず事前に認可を取らなければならないのだ。これほど過酷な肖像権保護の実態を知って、いわゆる日本の盗撮文化とはストレスに苦しんだ日本人の道徳崩壊なのではないかとの想像を禁じ得なかった。(翻訳・編集/KT)

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