米大統領選、敗者は中国?―米紙

Record China    2011年10月22日(土) 8時37分

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20日、米紙はこのほど、2012年の米大統領選は誰が勝者になるかはまだわからないが、敗者の1人は中国だと指摘した。写真は山東省の農村で生産される欧米向け工芸品。

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2011年10月20日、環球時報によると、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が16日、「米大統領選の敗者は中国だ」と題した記事を掲載した。2012年の米大統領選は誰が勝者になるかはまだわからないが、すでに中国の敗北は分かっているとした。

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共和党の最有力候補とみられているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は中国に対して強い警戒感を示しているが、オバマ現大統領も貿易などの面で中国に対して厳しい姿勢を示しているほか、上院議会では中国の通貨政策に対する制裁法案が可決されるなど、中国への逆風が強まっている。

中国に反発する動きは2012年の大統領選をにらんでのパフォーマンスにすぎないものもあるが、中国も2012年は指導者交代の時期にあたり、こうした動きが一般市民の意識に与える影響や米国への配慮が中国政府にとって負担になる可能性もあるという。(翻訳・編集/岡田)

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