中国軍が米戦闘ヘリ導入に動く、輸出制限緩和で対中武器売却4兆8千億円規模に―米国

Record China    2011年10月19日(水) 5時46分

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17日、近く予想される米国政府の武器輸出制限緩和を受け、中国軍が米戦闘ヘリ「UH−60 ブラックホーク」の取得に乗り出す可能性が出てきた。写真は中国空軍兵士。

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2011年10月17日、法制晩報によると、近く予想される米国政府の武器輸出制限緩和を受け、中国軍が長年導入を望んできた米戦闘ヘリ「UH−60 ブラックホーク」、「シルコスキー S−70」の取得に乗り出す可能性が出てきた。

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米ワシントン・ポスト紙はこのほど、オバマ米大統領が近く「UH−60 ブラックホーク」、「C−130輸送機」を含む武器の輸出制限緩和を発表すると伝えた。対象国には中国も含まれているとみられる。米軍事専門家によると、今回の輸出制限緩和で間接的な恩恵を受けるのは中国。中国軍は長く「UH−60 ブラックホーク」、「シルコスキー S−70」と関連部品の入手を熱望してきた。米軍関係者は「中国軍は以前からブラックホークの部品購入を望んでいた。人道援助に使うという」と話す。

一方、今回の武器輸出制限緩和には、「軍事技術が中国に流出する」と懸念する声も。これに対し、中国社会科学院米国研究所の研究員は「世界不況で米国の輸出関連事業は低迷している。対中輸出拡大が頼みの綱だ」と指摘。「輸出制限が緩和されれば、中国への高性能武器売却は600億ドル(約4兆8千億円)規模に拡大するだろう」と話している。(翻訳・編集/AA)

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