野田首相が航空自衛隊の観閲式で「中国の脅威」に備えるよう訓示―中国メディア

Record China    2011年10月18日(火) 14時28分

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16日、野田佳彦首相は茨城県で行われた航空自衛隊の観閲式で、中国と北朝鮮が「脅威」であるとの認識を示し、不測の事態に備えるよう訓示した。写真は9月、瀋陽の航空展でお披露目された空母「ワリャーグ」と10機の艦載機の模型。

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2011年10月16日、野田佳彦首相は茨城県で行われた航空自衛隊の観閲式で、中国と北朝鮮が「脅威」であるとの認識を示し、不測の事態に備えるよう訓示した。17日付で北方網が伝えた。

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記事によると、野田首相は昨今の北朝鮮による挑発的な行動や中国が近海水域での活動を活発化させていることを挙げ、「日本の安全保障環境は不透明さを増している」と指摘。その上で、中国秦代の兵法書「司馬法」の一節「天下雖安、忘戦必危」(天下が安泰でも、戦争を忘れるのは危険である)を引用し、両国の脅威に備え、どんな状況に陥っても国を守るよう呼び掛けた。

観閲式には全国から自衛隊員約800人が参加。航空機は75機が参加予定だったが、天候の影響で46機のみとなった。F15戦闘機は小松基地(石川県)の燃料タンク落下事故を受け、この日の飛行は見送られた。(翻訳・編集/NN)

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