2011年10月14日、インド紙インディアンタイムズ電子版は、「中国政府、ブラマプトラ川の分水を否定＝インド政府を安心させる」を掲載した。14日、環球網が伝えた。

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12日、中国水利部の矯勇（ジャオ・ヨン）副部長は、中国チベット自治区からインドに流れ込むヤルンツァンポ川（インド名はブラマプトラ川）の分水をしないと発表した。水不足に悩む中国では、チベットの水資源の有効活用を求める声が上がっているが、技術的な難しさ、外交に与える影響から実施は困難との見解を表明している。

今年5月、北京市でブラマプトラ川について中印専門家が議論したが、その席上で同河川の水を華北地域に流す計画が示され、インド側の反発を招いていた。（翻訳・編集/KT）