貧困県に出現した「iPad」の街=モナコ公国と同じ広さに35万人の従業員―四川省成都市

Record China    2011年10月17日(月) 6時47分

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13日、カナダメディアは記事「『iPadの街』へようこそ」を配信した。世界最大の電子機器OEMメーカー・フォックスコンの四川省工場をとりあげている。写真は北京市のアップルストア。

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2011年10月13日、カナダメディアは記事「『iPadの街』へようこそ」を配信した。世界最大の電子機器OEMメーカー・フォックスコンの四川省工場をとりあげている。14日、環球網が伝えた。

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四川省成都市●県(●は卑に都の右)。同県は中国で最も貧しく、人口が最も密集している地域だ。その●県に巨大な白い立方体がそびえたっている。この立方体はフォックスコンの工場。アップル社の製品iPadの3分の2はここで作られている。

世界的なiPadブームに対応するべく、このフォックスコン工場はフル稼働が続いている。モナコ公国に匹敵しようかという土地には次々と新たな従業員宿舎が建設されており、2012年には35万人がこの地で働く予定だ。

休み時間ともなると数百台の卓球台が並び、終業時間が過ぎれば工場内のネットカフェはオンラインゲームを遊ぶ従業員でいっぱいになる。もちろん仕事は楽ではない。従業員の勤務時間は1日10時間、週に6日出勤する。残業もしばしばだという。それで月給は約2000元(約2万4100円)程度だという。(翻訳・編集/KT)

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