中国人が個人向け住宅の最大の買い手に、中高級マンションが人気―シンガポール

Record China    2011年10月14日(金) 19時56分

拡大

11日、中国の富裕層が海外の株式や不動産への投資に目を向けている。シンガポールでは、中国人はインドネシア人とマレーシア人を超え、個人向け住宅の最大の買い手となっている。写真はシンガポール。

(1 / 4 枚)

2011年10月11日、シンガポール華字紙・聯合早報は中国の富裕層が海外の株式や不動産への投資に目を向けていると伝えた。多くの国が金融危機の影響から抜け出せないままでいるが、中国の富豪は増加を続けている。

その他の写真

シンガポールの不動産市場では、中国人はインドネシア人とマレーシア人を超え、個人向け住宅の最大の買い手となっている。シンガポールの個人向け住宅価格は2010年に17.6%上昇。今年に入って第1〜2四半期には2%前後下がったが、同時期に欧米の不動産価格は大幅に下降している。

コリアーズ・インターナショナルのデータによると、今年第3四半期に中国人が購入したシンガポールの個人向け住宅は429物件で、同時期に買い手のついた個人向け住宅全体に占める割合は8.8%。12件に1件は中国人が購入したことになる。

こうした背景には、不動産価格の高騰を抑止する目的で、中国都市部において不動産購入を制限する政策が実施されたことがあり、不動産をはじめ海外への投資に目を向ける人が増えている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携