中国人船員襲撃事件、タイとミャンマーが責任のなすり合い―中国紙

Record China    2011年10月13日(木) 17時10分

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13日、タイのメコン川流域で5日に発生した武装勢力による中国人船員襲撃事件で、中国紙はタイとミャンマーが互いに責任をなすりつけ合っていると報じた。写真は被害者の遺族ら。

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2011年10月13日、タイのメコン川流域で5日に発生した武装勢力による中国人船員襲撃事件で、中国紙・新京報はタイとミャンマーが互いに責任をなすりつけ合っていると報じた。

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記事によると、まずはタイの警察当局が10日、武装勢力に襲われた2隻の中国船から大量の覚せい剤が見つかったことを受け、凶行に及んだのはこれを奪い取ろうとしたミャンマー東北部シャン州第4特区(コーカン)の麻薬密売グループだと発表。

だが、これに対し、同区の報道局は「事件とは全く関係ない」と反論する声明を出した。事件が起きた地域はもともと同区の人間の立ち入りが禁止されており、タイ警察の監視をくぐり抜け、中国船を襲って逃げるなど不可能というもの。

声明の中で同報道局は「タイ警察が船員5人を銃で撃ったほか、6人の遺体を川に投げ捨てた。その後すぐに現場を封鎖し、その場にいた人たちを追い払った」とする目撃情報を明かした。

その上で、同報道局は中国政府が調査団を現場に派遣することを歓迎すると表明。事故当時に現場で任務にあたっていたタイの警察官全員が中国側の調査を受けるべきだとし、「我々は何もやましいことはしていない。我々も堂々と中国側の調査を受ける」と潔白を主張した。(翻訳・編集/NN)

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